17冊目 エンデの遺言「根源からお金を問うこと」

2012年04月01日

ミヒャエル・エンデさんの本と言えば
一番に「モモ」が浮かびます。

小学生の頃に出会った「モモ」は
時間どろぼうと女の子が対決するって
ドキドキしながら読んだものですが・・・

大人になって読んでみると、
エンデさんからの深いメッセージが
あったことに気がつきました。

モモに出てくる灰色の男達は・・・
実は不正な貨幣システムの受益者だった!?


この「エンデの遺言」では、
より具体的にエンデさんの伝えたかったこと、
お金の根源的なことや自由貨幣の大切さについて書かれています。




本来、お金は利子で増えるものではなく、
老化して減らなければいけない・・・

交換リング・イサカアワーなどの
お金を用いない地域通貨の素晴らしさ・・・


お金に興味が出てくる時期の子ども達や、
昔子どもだった大人の皆さんに一読してほしいなぁ
と、思いました。


エンデの遺言―「根源からお金を問うこと」 / 河邑 厚徳 / 日本放送出版協会



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Posted by ラビット705 at 07:51│Comments(0)豊かさ
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